新型コロナウイルスの感染を疑う症状があり、近隣病院の予約がいっぱいで受診できなかったため、2022年7月20日にファストドクターを使って往診してもらいました。
目次
ファストドクターとは
ファストドクターとは、専用アプリから申し込むことで緊急往診とオンライン診療を行ってくれる医療サービスです。ファストドクター株式会社が運営しており、複数の医療機関と提携して事業を行っています。
ファストドクターのコロナ診療
医師の判断によって新型コロナウイルスの検査であるPCR検査または抗原検査の実施が可能です。
私は3日ほど熱が続いていたので抗原検査をしてもらいました。すぐに結果が分かって陽性でした。
ファストドクターの料金
ファストドクターを利用しても病院と同じように保険が適用されます。
自力で病院に掛かる時とは異なり、在宅往診料、夜間往診加算、医師の交通費(最大960円)などがかかるため、病院に掛かった時の約2.5倍の料金は見積っておくと良いでしょう。
薬もその場で貰えるので薬代も含まれた料金が請求されます。
私が今回往診してもらった時(20時台)は保険適用で10,450円かかりました。数ヶ月前に病院に行ってPCR検査をした時は薬代を含めて約4,000円でした。
診察時刻が22時を過ぎると深夜料金が加算されます。
ファストドクターの支払い方法
ファストドクターの診療でかかった料金は後日確定し請求されます。
支払いはクレジットカードかコンビニ後払い(手数料209円)が可能です。
ファストドクターの往診可能エリア
ファストドクターは、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、愛知県、大阪府、福岡県の一部地域で往診が可能です。
ファストドクターの使い方
ファストドクターのアプリをダウンロードします。
アプリから往診依頼をすると電話で10分前後の問診をされます。症状などについて詳しく聞かれるので、症状経過をあらかじめ紙にまとめておくと話しやすいでしょう。
新型コロナウイルスのワクチン接種歴がある人は最終接種日、アレルギーや既往歴がある人は伝えられるようにしておきましょう。
問診が終わると医師の往診が必要かどうか判断の上、到着予定時刻がアプリ上に表示されます。医師が来るまでの間に健康保険証のアップロードをおこないます。
医師の診察には2帖ほどのスペースが必要なため到着までに確保しておきましょう。また室内の窓を網戸にするなどして換気をしておく必要があります。
ファストドクターを使ってみた感想
新型コロナウイルスなどの影響で病院の予約が取れない状態であったり、日中の診療が難しい人はとても重宝するサービスであると感じました。
金額は多少高くつきますが、苦しい状態で病院に向かったり病院での待ち時間を考えると、家まで医師が来てくれることにとても有難みを感じました。
緊急を要する場合は躊躇せず救急車を呼びましょう。